美容研究ブログ@女のそれ、な!

美容に関することを書いています。

父との思い出

先月、連休をとって久しぶりに実家に帰省した。

 

実家のドアを開ける懐かしいニオイが、

もわ~んと漂い子供の頃の思い出が蘇る。

 

父は老けていた。

 

口元のシワ、しぐさ、腰が曲がって歩きにくそうにしていた。

 

ひざが痛いらしい。

 

前に見た時は元気だったのに45年で、こうも変わるのか

 

父は70になる。

 

よく考えら、もうおじいちゃんだ

 

 

強かった頃の父

 

父は昔、家庭の中で支配者であった。

 

僕が子供の頃、夜はテレビを見せてもらえず、

こっそり見ようとすると、よく叩かれていた。

 

テレビをつけただけで叩かれる家庭なんて珍しいよなぁ。

 

ダダをこねたら、また叩かれるし諦めるしかなかった

 

父は、とんねるずや、たけしを毛嫌いしており

バラエティ番組は子供に絶対に見せないという姿勢だった。

 

父に説教されたことがない

 

小学生の頃、僕は学校で同級生と喧嘩して先生に母が

呼び出されて注意されることが多々あった。

 

母が、それを父に言いつけると

父は「なんだと~、よくも人様の子を!」

と言って僕を殴る。

 

他にも父の前で何か気にくわないことを

やらかすと、すぐ殴られた。

 

普通は説教とか話し合いみたいになって

それでも逆らったら仕方なく手を下すという

流れになると思うけど父はそんなのを

ショートカットしてすぐグーパンチ。

 

中学生の頃はゲームをさせてもらえず

その件で、よく父と喧嘩になっていた。

 

その時も「なぜゲームをしたらダメなのか」と

説教などはなく見つかったら殴られて取り上げられる。

 

高校卒業後に父に支配されるのが嫌で

すぐに家を出てひとり暮らしを始めた。

 

20代は一度も実家に帰っていない。

 

ひざを痛めた父

父は半年ぐらい前から、ひざが痛いらしい。

 

グルコサミンとか買ってあげたい。

 

皇潤が良いみたいなことを

テレビで見たので今度勧めてみる。

 

老いた父を見て、ちょっと寂しくなった。

 

実家には毎年帰ろうと思う。

 

仕事の事情で夏の盆休みは難しいけど

正月休みには顔を見せておかないとなぁ。

 

父とは昔はいろいろあったけど長生きしてほしい。

 

そして一度だけでいいから説教されてみたい(^^;)